ブーツメーカーのドクターマーチンが財務責任者が歩く中、利益について警告

[1/3] 9月、英国ロンドンで新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が発生する中、ドクターマーチンのショップの窓から見えるドクターマーチンのブーツ、手指消毒剤のボトル、ソーシャルディスタンスの標識。 2020年17日。ロイター/サイモン・ニューマン

4月14日（ロイター） - ドクターマーチン(DOCS.L)は金曜日、ロサンゼルス(LA)の新しい配送センターでの予想を上回るコストに苦戦し、この5カ月間で3回目の利益警告を発表した。

高価なワークブーツが1960年代から流行してきた英国の同社はまた、最高財務責任者のジョン・モーティモア氏が後任を見つけ次第辞任すると述べた。

モーティモア氏の辞任は、ドクターマーチンがクリスマス前の需要が予想を下回ったため利益率が大幅に低下しているとの警告を出した11月以来、3回目の利益警告を発した中で行われた。

一般に「DM」として知られる黄色のステッチが入った不格好な1460ブーツのメーカーは1月、ロサンゼルスの流通センターでのボトルネック問題に苦戦し、卸売需要を満たす能力に影響を及ぼした結果、中核利益の減少を警告していた。

同社は金曜日、LA事業からの出荷は通常レベルに戻ったと発表した。

2021年に時価総額50億ドルで市場デビューしたドクターマーチンの株価は、日本時間午後7時50分の時点で約2％上昇し144.1ペンスとなった。 初値から3分の2近く下落した。

同社は売上高で2番目に大きい市場である米国での需要低迷にも取り組んでおり、第4四半期の売上高は主に欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域が牽引して6％増加した。

ドクターマーチンは、約9カ月前に開設したロサンゼルス流通センターの問題は「人材とプロセスの問題の組み合わせ」が原因だと述べ、問題解決のためにEMEAとグローバルサプライチェーンチームのメンバーを派遣したと述べた。

コンテナコストが予想より高かったため、ロサンゼルスでの増分費用は約1500万ポンド（1880万ドル）となり、当初予想の800万～1100万ポンドを上回ったと同紙は述べた。

ロンドンに本拠を置く同社は現在、3月終了年度の中核利益が約2億4,500万ポンドになると予想しており、従来予想の2億5,000万ポンドから2億6,000万ポンドに下方修正されている。

(1 ドル = 0.7980 ポンド)

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